2008年02月18日

シックハウス 再び! なぜ?

 一時、流行語の感じさえあったシックハウス・シックスクールは、現在、建築材料にシックハウスの原因物質を使うメーカーはありませんし、シックスクールの原因物質を使用して施工する建築会社もありません。個人ではインターネットでたくさんの情報が流れているので、そちらを利用されていると思われます。したがって、分析依頼や問い合わせは激減していました。
 しかし、今年に入り、再び問い合わせが増えています。学校等の増築を行っている場合、時期的に竣工検査の前の検査時期です。4~5年前にはシックハウス・シックスクールを経験した担当者は、他課へ移動されていることが多く、現在の担当者はシックハウス・シックスクールについて未経験です。したがって、問い合わせが増加しているのだと思われます。そこで、最初に戻って、もう一度。

・なぜアクティブ法が高い(高価)?
・アクティブ法(測定)とパッシブ(測定)法のどちらが正確?
・費用を安くしたいのでパッシブ法で自分がサンプリングする。そのときの注意事項は?

<費用と正確さ>
シックハウスの測定方法はアクティブ法とパッシブ法があります。
アクティブ法は、小型のポンプで強制的に室内の空気を30分間吸引します。また、試料を同時に2個(アルデヒドとVOC同時の場合は4個)取ります。一方、パッシブ法はサンプラーを天井から吊るしたり、三脚の上に1個(アルデヒドとVOC同時の場合は4個)存置したりします。よって、アクティブ法は管理された設備・時間と2倍の試料数ですから、正確な測定で高価になります。

<パッシブ法の測定前準備>
① 測定開始前、30分の換気。その後、密閉。
② 測定場所は原則部屋の中央、床上1.2~1.5mの高さにサンプラーを設置
③ 測定時間は14時~15時を含む8時間~24時間。換気時間30分+測定時間8時間以上ですから、夕方までにサンプリングを終了したいときは、早めの出勤をお願いいたします。

<その他の注意事項>
① マジックインクはトルエン・キシレンが含まれるので使用しない。試料名の記入はボールペン。
② 保存・輸送は保冷材入りのクーラーボックス
Posted by wesco at 07:25
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